野球、映画、高級服、早い車にウイスキー、それとブログ

好きなものについて淡々と語ります。ブログタイトルはジョニーデップ主演『パブリックエネミーズ』のセリフからです。どれも好きだけどね

バーとかいう大人の入口に行ってきた!

007を観て、早く大人になりたいと感じたにじょじょでございます。
俺も今年24歳になり、来年は25と広義のアラサーになります。
学生のころほど体力的にも社会的にもムチャできなくなり、同級生とは「歳は取りたくないねぇ」なんて会話もするようになりました。

しかし、先日『007 スペクター』を観て、こうも思うようになりました。
「人生がほんとに、楽しくなるのってもっと大人になってからなんじゃねぇの?」

「また痛々しいことを・・・」と思うかもしれませんが、聞いてください。
自分がジェームズ・ボンドのようなカッコイイ大人になっていることが条件になりますが、仮になれれば、大人としての人生を楽しめるのでは、と楽しみになってくるのは俺だけじゃないはず。

というか俺だけでないことにしないと話が進まない!!!

というわけで皆さんに同意いただけたところで、どうすればカッコいい大人になれるのか考えた結果、バーに一人で行ってきました!
なんでかって? 坊やだからさ
(この記事を読んだからです。 http://toyokeizai.net/articles/-/13696

 

 


感想を一言で言うと......

 

結構楽しかった!

 

¨結構¨とつけたのは、バー初体験ということで、勝手がわからず、100%楽しめなかったからです。体感では60%ってところかな。
いろんなバーに行って、経験を積めばきっと楽しくなるんだろーなー、と予感される1日でした!
というわけで「バーってどんな感じなのかなぁ…、どうやって行けばいいのかなぁ」って思ってる方に、俺はこんな風に考えて行ってみたけど楽しかったよ! 的な感想を書いていこうと思います。

 

 

バーに行く前に......

俺のような初心者にとって最も不安なこと、それはどんな格好で行ったらいいのか、ということ。
正しい答えは調べてもわからなかったので、ただ一点気をつけることにしました。
「浮かないこと」
俺はお世辞にもお洒落とは言えないので、そこが1番ハードルが高かったです。
行くのが休日だったので、スーツまで着ていく必要はないだろうけど、少なくともジャケットをお洒落に着こなすメンズに囲まれても気後れしないようにということを心がけて頑張りました。
で、着てったのが白のニットに紺のジーンズ、ブラウンのブーツ。それにチェスターコートとマフラーを巻いて行きました。
え、どこが頑張ったのかって? Tシャツじゃなくてニット着てんだろうがよ!

特に問題なくってよかった!


家を出よう!

今回行ったのは歌舞伎町のショットバー
ぼったくられたら怖いので入口の見える辺りでググってみたら、ノーチャージノータックス(席料サービス料なし、飲んだ分だけ払うこと)とのこと。
バーっていうと席料だけで1000くらい行くと思ってたので、こりゃありがたいとホイホイ入ってしまいました。

さて、入ってみると他のお客さんは1人もいない!
カウンターにはおばちゃんのマスターが1人。
両端は常連の席だったりする場合もあると聞いていたので、ど真ん中に座りました。
さて、何を頼んだらいいかわからなかったので、聞いてみました。


「何かロックでオススメありますか?」
「ロックならどれでも合うよ」
「ア、ソウデスカ...」

知ったか乙!!

いや、マジでそんなレベルで無知なんですよ、俺って。
気まずかったわー。

まぁ、マスターはそんな俺にもやさしくウイスキーの種類を教えてくれました。
シングルモルト、ピュアモルト、ブレンディッド。
アメリカ産、カナダ産、日本産、アイリッシュ、アイラ。
正直、詳細は覚えていなくて、こんな話してたなー、と単語だけしか記憶にないですが、自分で調べて詳しくなれたらなって思いました。

で、ある程度聞いたけれど、やっぱり飲んでみなきゃわからんということで、注文をしました。
1杯目はバーボンのメーカーズマークをロックで。
俺が普段飲んでるバーボンといえば安いジムビームですが、それに比べてとても香り高い感じがしました。
2杯目はアイラウイスキーのカリラをストレートで。
女性向けとのことで、初心者の俺にピッタリかと思い注文しました、一口で口の中に強烈な消毒臭! しかし不思議と嫌な感じが無く、美味しく飲めました。
3杯目はアイルランド諸島のスコッチウイスキー、タリスカーをストレート。
タリスカーはドスンと来るから男のウイスキーと呼ばれているとのことで注文しました。
一口飲んで、聞いた通り口の中でスパイシーな味わい。カリラほど口の中に香りが爆発的に香りが広がることはなかったですが、いつまでも刺激的な味が楽しめます。
そして最後に竹鶴17年をストレートで。
これまでの海外産ウイスキーに比べてなんと飲みやすいこと!
これは俺が日本人だからかも知れないけど、特徴がないのが特徴というか、とにかく飲みやすいんですね。
さらに、マスターが常温の水でちょっとだけ割ると、さらに香りが広がりました。
ここで水を入れすぎると雑味が出てしまうんだとか。
肝心の味は、というと、飲みやすかったお酒がより滑らかな味わいになり、とても美味しかったです!
と、4杯飲んだところで、電車の時間になってしまったので店を後にしました。

 

 

店の雰囲気
お店の雰囲気は、最初こそちょっと手持ち無沙汰というか、店長と2人きりで間が持たない感じがありましたが、1杯飲むと少しずつ口が滑らかになっていきました。2杯飲み、3杯目を頼んだあたりで4人組のお客さんと常連らしき方がやってきて、4人組の客の会話を聞いていたり、時々マスターと常連の話に混ぜてもらったりしながら、とても楽しい時間が過ごせました。
やっぱり大人の会話って聞いてるだけで楽しいね!

 

今後について
今回行ったお店には、もちろんまた行きたいですね。
雰囲気もよく、酒もうまかったし、飲んでみたい酒がまだまだありましたしね。
ウイスキーが売りの店だったので頼まなかったのですが、生のハイネケンを飲んでみたい!
ノーチャージだし、一杯だけ飲んで帰るという常連さんもかなり多いらしいので、東京に行く機会があれば顔を出してみたいと思います。

また、今回は歌舞伎町ということで通うには若干遠いので、近場(甲府あたり)でよさげなところを探してみようと思っています。
すでに、インターネットでアタリをつけているので、来月あたりに行ってみる予定。


さて、こんな感じで初めてのバー体験を終えたわけですが、やはり勝手がわからないもので、悔いが残る結果となりました。
しかし、次につながるものは見えてきたのではないかと思っています。


いろいろな体験をして、自分の中の引き出しを増やしていくこと。


それこそ、大人の階段を上るということなのではないでしょうか。
いろんなお店に行ってみるのもそうですし、幸い俺は興味をもっていることが今もたくさんありますが、考えるより先に試してみる。
そうして成長していけたらなぁと思っています。

 

問題は、金がない!!

俺に金をくれ!!!!!